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50歳過ぎた社員は価値を生まないから早期退職制度でリストラする?対抗策はあるか?

 2018/04/11 会社 いじめ ブラック企業 残業代 鬱 うつ病 出社拒否 労災 自殺
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バブル期(1988~1992年)の入社世代がリストラのターゲットにされているようです。確かにこの世代は会社にお金が余っていた頃ですから、採用人数も多く、会社にとっては人件費の負担が大きいのでしょう。

1973年のオイルショック前以来という空前の人手不足のなかで、リストラする意味は何なのでしょう?

それは、50歳位になると、平社員でも人件費が給料、ボーナスで1人1000万円近くになります(社会保険等会社が負担する費用も考慮すると1500万円位かかっているかも知れません)。その場合、会社が利益を出すとすれば、その人が少なくとも3000万円以上の収益をあげる必要があります。

しかし、それだけの貢献を会社にしている社員の割合は少ないからと思われます。いわゆるパレートの法則というのがありますが、会社員の2割が利益の8割を出している、ということです。それなら稼いでない8割の平社員をリストラして、同じ資金で若くて体力があり、よく働く新入社員を雇った方が会社にとってはより効率がいい、という会社の立場もわからなくはありません。

しかしながら、これはバブル世代にとっては非常に酷なような気がします。昔の年功序列型の賃金では、若い時期に会社にしっかり貢献しても、その時期は給料は安く押さえられ、だんだん年を取るごとに、年齢とともに給料が上がっていく仕組みでした。つまり、年金制度のように、若い社員が稼いだ分が高齢の社員に分配されていたわけです。

いわば、若い時に頑張った貯金で高齢になったら高い給料と管理職の立場が与えられていたわけです。この年功序列で賃金が決まるやり方は、子供が大きくなり教育費の負担が増えてくる時期に給料が増えるので社員にとっても非常に合理的な仕組みでした。

特に高度成長期にマッチした拡大経済の時代には有効だったと言えるでしょう。

以前はそういう年功序列賃金でよかったのですが、最近では、日本経済全体が低迷し、中国や韓国、東南アジアが台頭してきました。すると企業は余裕がなくなり、限られた人件費予算の中でより有効な配分を検討し始めます。それが、職能性や実績で評価するやり方で、成果を上げた分だけ報いるというより実力主義の評価方式です。最近では、賃金の年功序列部分を減らし、成績と連動する部分を大きくする会社が増えています。つまり、年齢に関係なく実績で評価するシステムです。バブル世代は、若い頃はいい成果を上げても年功序列制度で働きに見合った給料をもらえず、年を取ったら、今度は実績主義なので、労働生産性の低い高齢者はリストラする、という非常に厳しい立場にいるといえるでしょう。

そうすると、どうしても若い世代よりも生産性が落ちる50才代の社員は会社への貢献度(売上等)に比べ、給料が高すぎる状態になっています。

会社が体力があれば、窓際社員として雇用を維持することもできますが、余裕のない企業はリストラすれば、新入社員を2~3人雇えるわけですから、できればそういう社員には出て行って欲しいわけです。管理職は同期の中でも数人もいれば足りるわけですから。しかも、イントラネットの発達で組織もフラット化し、従来よりも管理職の数も階層も少なくて済むようになっています。

つまり、管理職に昇進、昇格、出世できなかった高齢の社員は会社にとって人件費という経費を垂れ流す赤字資産になってしまうわけです。昔はバブル経済の余裕もあり、そういう社員も定年まで雇用していましたが、失われた20年(30年とも言われます)により、日本経済の体力が明らかに落ちてきています。そうなると、人件費を削らざるを得なくなります。

おりしも、世は起業ブームでもあり、様々なネット塾が乱立しています。アフィリエイト、転売(せどり)、不動産投資、株式投資、情報販売等の塾に加え、最近では、仮想通貨(暗号通貨)の塾まで乱立している状況です。そうした塾では、誰でも簡単に稼げる、と甘い言葉でバブル世代も含めて勧誘しています。そういう塾に入るバブル世代も増えています。

そして、アフィリエイトで稼ぐために、十分な収入が得られていないのに会社を辞めたがっている社員もかなりいます。

会社としては、そのような状況から、1人あたり4000万円~5000万円の割り増し退職金を支払っても早期退職を勧奨するわけです。

そのあたりの年齢で課長や部長等に昇進していない人は窓際族みたいなものですから、会社内でストレスを抱えています。ですから、チャンスがあれば、転職したい、などと考えているでしょう。

そこに早期退職制度があるので、人によっては、こんな会社辞めてやる、と、早期退職制度に応募する人も出てきます。

しかし、それが地獄の始まりになる人も相当数いると思われます。50歳代の再就職率は非常に低く、私の知人でも独立を試みましたがうまく行かず、結局55歳位で再就職したそうです。この人の場合は再就職できたからよかったものの、再就職できない人も多いようです。

会社にいれば、1000万円位の年収を得てぬくぬくと生活でき、貯金も増え、年金も増えますが、会社を退職したらそれらのメリットを全て失います。

それに、50歳を過ぎれば、子供の教育費もかからなくなりますから、多くの貯金ができます。毎年200万円~400万円程度の貯金ができる人もかなりいるでしょう。

しかし、退職してしまえば、半年間は雇用保険から給与の6割位が支払われますが、それを過ぎたら収入はゼロになります。そうすれば、退職金や預金を取り崩して生活するしかなくなります。下手するとそれが10年間続きます。

バブル世代は、若い時期に一生懸命働いて成果を出しても、給料には徐々にしか反映されない人事制度でした。それを我慢して将来多くの給料がもらえると期待してきた世代です。

しかし、最近では能力主義、成果主義になり、年功序列で給料が上がるのも例えば40歳までで、それを過ぎたら職位が上がらなければ給料は上がらない、というシステムの会社も増えています。

つまり、バブル世代は若い頃はいい仕事をしてもそれに見合った報いがなく、昔は楽ができた年齢になったら今度はリストラ候補とされるという不運な人達ということもできます。

そういう意味では、バブル世代の人は確実によりいい会社に転職できる人は別として、会社にしがみつくのが得策だと思います。その方が幸せな人生を送れると思うからです。

独立起業の夢は定年後でも十分可能です。今は70歳位までは普通に働けますから、定年後に自分の事務所を作って活躍すればよいでしょう。

早期退職には慎重になることを強くお勧めします。

もし、リストラ候補にあがっていると思ったら、何か副業をこっそり始めるのも手です。奥さん名義で副収入が入るようにし、その副収入がそのときの給料よりも多くなれば独立は可能です。

しかし、その場合でも、できれば、副収入が月収300万円以上になってから退職することをお勧めします。その副収入が今後もずっと続く保証はありませんから。

ただ、例えば、アフィリエイトで月収100万稼いでいる人がいるからと言って、誰でもそのレベルに行けるわけではありません。

例えば、私の知人は、アフィリエイトを始め、毎日15時間位アフィリエイトをやっていましたが、初報酬があがったのは、3000時間を超えてからでした。つまり、1日16時間アフィリエイトをやって200日後です。

1日3時間なら、1000日後、つまり、3年後にようやく初報酬ということになってしまいます。それほど、簡単に稼げる世界ではありません。

あるいは、中には3年間300サイトを作ったにも関わらず初報酬が出ず、その後やっと出たら、その半年後には100万円稼いだ、という人もいました。

そういう意味では、アフィリエイトも食うか、食われるか、弱肉強食のお金の奪い合いの世界であることは企業と何ら変わるところはありません。

そのあたりを甘く考えて会社を辞めたりすると非常に悲惨なことになるおそれはありますので、少なくとも初報酬が出て、さらに月10万円は超えてから会社を退職することをお勧めします。もちろん、月収300万円以上になってからの方がさらにお勧めですが。

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